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チャムくん。

こんにちは。副院長の山本 敦子です。

 

かなり長く続いた猛暑で、みなさま体調をくずされていませんか??

台風、地震、豪雨など天災が続き、被災地の方々の一刻も早い復興を願わずにいられません。

私達も他人事と思わず、いつ来るかわからない災害に備えて、自分たちはもちろん、愛するペットたちへも万一の時の備えをしておいたほうが良いですね。

 

9月10日は私の 愛犬 チャムくんの命日です。

1992年生まれのチャムくん。

2012年9月10日に天国へ旅立つまで、本当に私達家族に多くの大切なことを教えてくれました。

愛すること、まっすぐに前を向くこと、生きているその瞬間を楽しむこと。。。

 

どんなに悲しいことがあっても、チャムくんがいると、心があったかい気持ちになれました。

 

私が中学生のときに、学校からの帰り道で、竹やぶから鳴いて出てきた子犬と出会ってから、私の人生は大きく変わったと思います。

ぶちゃっとしたお顔がかわいかったんですよ(*^^*)

 

 

私の小学校の卒業文集にはすでに、将来の夢は『動物のお医者さん』と書いていたように、その道をぼんやりと意識はしていましたが、チャムくんの存在はその夢をぐいっと大きく現実に近づけてくれました。

 

実際に獣医大学に入学してからの勉強も、近くにいつもチャムくんがいることで、とても身近に感じて学ぶことができたように感じます。

まぁ・・・今思うと、もっともっともっと学生中にしっかり勉強しておけばよかったなぁと思いますが(^O^;)

 

チャムくんが15歳の時に初めて発作を起こしてから、チャムくんとあとどれくらい一緒にいられるかわからない。。。と感じて、チャムくんと家族旅行に行くことがとっても多くなりました。

 

幸い、車酔いもしなく、ドライブが大好きな子だったので、旅行に行くと本当にいい笑顔をして楽しんでくれる子でした。

   

 

17歳にもなると、よぼよぼとぼとぼと歩くようになりましたが、毎日仕事が終わってからチャムくんのペースに合わせてゆっくりとお散歩に行くことが、日々の癒やしでしたね(#^^#)

 

 

うちの母も、日中にゆーっくりとチャムくんとあそこの川にいったよ〜 ちょっと離れた公園までいったよ〜なんて楽しそうに話していましたね。

結構足腰は丈夫なチャムくんでしたが、18歳半くらいの時にちょっとした段差につまづいたことをきっかけに前足を痛めてしまい、それから寝たきりになってしまいました。

 

 

 

 

生活は一変し、すぐに床ずれ防止用のマットを購入し、体位を数時間ごとに変え、ごはんも体を起こしてあげて与え、皮下点滴をし、自分で排尿もできなくなってしまったため朝晩おなかをマッサージして介助してあげる毎日。

 

母がつきっきりで看病してしまうと、夜中も起きてしまうチャムくんのことばかりで、母までも体調を崩してしまわないか心配。。。

 

なので、たまには私達が仕事を終わってから、チャムくんを母から預かり、夜中は拓也先生とチャムくんを挟んで川の字になって眠りました。

 

ずーっと同じ姿勢でいると、なんかちょっと違う姿勢になりたいのか、でも思うように動けないので、

『くわ〜む、くわ〜む』と鳴いてアピールする。

夜中も起きて、体位を変えてあげたり、暑そうなら冷やしてあげたり、首の下にクッションを置いてあげたり、チャムくんが快適な姿勢を試行錯誤で探しました(*^_^*)

 

寝たきりになってからも、負担のない姿勢でシャンプーもしてあげましたよ(^○^)

体をねじらないように横たわらせ、お鼻に水がかかってしまわないように、私のお膝に頭を乗せて、

極力負担のないように洗って、すばやく乾かして上げました。

気持ちよさそうでしたよ☆

 

 

 

ごはんのあげかた、床ずれ防止の仕方、排便排尿の介助など老犬介護を身をもって教えてくれたチャムくんに、私達は本当に感謝をしています。

 

 

チャムくんは母・姉・私・拓也先生に見守られながら、天国へ旅立って行きました。

20歳まで生きてくれてありがとう。。。

 

 

歩けなくなり、寝たきりになると、それだけで悲観的になってしまうもの。

そりゃぁ、あんなに元気に笑顔で走っていた子が、動けなくなるんですから当たり前のことです。

 

 

でも、ママ・パパたちが悲しんでいては、愛するペットたちも同じく悲しんでしまう。

 

だからこそ、

なにか愛するペットたちのためにできることはないか、

なにか愛するペットたちが喜んでくれることはないか。。。

 

介護は大変なことが多いけれど、

今まで、その子が私達に多くの楽しいことを経験させてくれ、たくさんの笑顔をくれたことの

恩返しと思って介護をすると、ちょっと気持ちも楽になるのではないかしら???

パパ・ママたちが笑顔でいてくれる方が、その子たちは幸せだから(*^^*)

 

でも、一人で抱えてはダメ。

ママ・パパたちが体調を崩しては、その子が一番悲しむから。。。

 

ご家族がいらっしゃれば、みなさまで分担できることがないかご相談してみてくださいね。

 

私達は、チャムくんと過ごした日々を通じて学んだことをみなさまにお伝えすることで、少しでもお役に立てればとてもうれしいです。

 

チャムどうぶつ病院の患者さんのことをチャムくんはずーっと見守ってくれていると信じています(*^_^*)

 

チャムどうぶつ病院のロゴの犬のシルエットはこのチャムくんです☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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